本日は児童養護施設での研修講師の日でした。
研修2回目のテーマは「ほめると叱る」です。
ことばキャンプ講師の立場で言わせていただくと我々講師は、「ほめる」ことに関してはかなりの訓練を受けます。普段の生活の中でも職業病のようにその人の誉めるポイントを探してしまう癖があります。
なので、一見、短所に思えるところも言い換えの表現を使って、その人の良さを発見していくことが染み付いているのです。
一方で「叱る」方はどうでしょうか?
人を褒めることはスキルを身につけることである程度できるようになります。でもこの「叱る」というのは実はとっても難しいんです。
でもほめることと同じくらい叱ることは大事。
正反対に思えるのですが実は、本質は同じなんです。
どちらも相手のことを思って言うことで、どちらも成長のチャンスなのです。
だからじっくりとワークに取り組んでいきます。2時間と言う時間はあっという間に過ぎました。
不登校のお子さんたちにも同じことが言えます。
自己肯定感が低いお子さんが多い中で「叱る」ということはどう言うことか?
どう言うときに「叱る」ことが必要なのか?大人がじっくりと考える必要があります。
ほめることと同じくらい必要な「叱る」を改めて考えてみてくださいね。