お子さんの投稿しぶりや不登校はGWから出てくることが多いです。
4月に入学、進級をし、新しい環境の中で子どもたちは自分を適応させようと頑張ります。緊張の毎日が続き、自分でも知らない間に心と体に疲れを溜めてしまい、吐き出すこともできない状況が続くとGWなどの休みが入るとその疲れが「体調不良」と言う形で出てくることが多いのです。
親は、ここで頑張らせて叱咤激励し行かせるのがいいか、はたまた一度、休ませてあげたほうがいいか、すごく悩みますよね。
もちろん前者でそのまま上手くまた波に乗れて登校できるといいのですが、上手く行かないと、逆効果になってしまいます。非常に悩ましい選択を迫られるわけです。
特に母親は目の前にいる学校に行きたがらない我が子に対して、どう答えるかという選択を迫られていることが多いでしょう。
「今日1日頑張れそう?」と聞いて、「うん」と答えたら、元気に明るく送り出し、「無理そう」と言われたら、時間をとってゆったりのんびり過ごしてみるといいかもしれません。
いきなり問い詰めるようなことはせず、こちらもゆったりとした気持ちで接するとお子さんの方から「実は・・・・」と切り出してくることが多いものです。
何か言葉が出てきた時に「そんなことだからだめなのよ」と途中で割って切り返さず、まずは「そうだったんだね、それは大変だったねえ」と聞いてあげてください。そしてその後に「この後どうしたい?」と聞いてみると子どもは自分で考え、自分の気持ちを表出してくれるようになってきます。
最初は上手く行かないことも多々あります。それは今までお子さんに詰問するように話してきた場合は特にお子さんは「親に言っても無駄だ」と心を閉ざしているからです。
反論やアドバイスを挟まずにまずは「ただ聴く」ことをしてあげると、「自分は受け入れてもらった」「自分の意見は話すに値する」ということを理解してくれて、徐々に自分の気持ちを言葉にして話してくれるようになります。
「待つ」ことってとっても大切。
あったかいお茶と好きなお菓子でもお皿に用意してあげて、お茶タイムを過ごしていると気持ちもほっこりしてきて自然に話も出てきますよ。
たまには近くのファミレスや、カフェなどに出かけてそこでゆったり過ごすこともいいかもしれません。
「ママも疲れたり、ちょっと嫌なことがあったりすると、こうやって過ごすこともあるんだよ〜」なんて大人も同じように悩むことあるということをさりげなく伝えて、時には相談に乗ってもらうことなどもオススメです。
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