かぐや姫は善人か?それとも・・・

「竹取物語」中一で習いますよね。(正直私全く覚えてないのです、、、)
娘の参観日で国語の授業を見学して来ました。
私の中での国語の授業は
・先生が教科書開くように指示し、
・生徒の誰かが読む
・先生が一部の文を切り取り、
・問題がだされ・・・・
etc・・・・
だと思っていたので、正直1時間どうやって見学しよう、、、途中で飽きちゃうかも、、、と思っていました。
授業が始まりその予想は完全に裏切られました。
こんな授業でした。
先生、テンション高めのノリノリな感じで始め、生徒もノリノリ(いつもこうなのでしょう)

テーマ提示 「かぐや姫は善人か?悪人か?」

・テーマについてまず自分で思考を巡らせポストイットにどんどん書いていく

・グループで共有(ここでポイントなのは一人一人発言する時間が確保されていて、発話者以外は「聴く」に徹することです)
→ちなみにことばキャンプでも同じワークがあり、スモールトークというものをやっています。安心安全の発言の場があるのは子どもにとって成長の場になると思っています

・グループでの結論を出す

・全体に共有する

スパイダーディスカッションを取り入れているこの学校は普段の授業でもこういう形で対話を大切にしているようです。
グループでの結論を出す経緯ではディスカッションが活発なところはまだまだ少ないように思いました。そりゃそうです。まだ中一で、このスタイルになってから間もないですから。でも私は高校生のディスカッションのクラスを見た時、驚愕したのを覚えています。深い深い対話がそこにはあったのです。

何事も練習、慣れにより、成長していくんだなあと改めて感じました。

グループの代表者が全体に共有する場面では先生が生徒の意見をとても面白がってくれ、
「おお!なるほど」「面白い意見だねえ」「そういう見解かー」と先生自身がとても楽しみながらメモしていたのが印象的でした。

ちなみに自宅に帰って来た我が子に
「今日の授業、めっちゃ面白かったね」というと

「今日はみんな保護者がいたから若干セーブしていたよ。いつもはもっと活発だよ。で、前回の方が面白かったよ。」

というので、いつもはどんなやねん!知りたいわ!と思いつつも前回の話を聞くと、、、

「前回は、かぐや姫に言い寄った5人の貴公子になりきり、かぐや姫にアピールする寸劇をやってめっちゃ面白かったよ」

とのことでした。

・善人か悪人かを判断するには、ストーリーを知っている必要があるので読む
・両方の視点で考えることで思考力と想像力が膨らむ
・実際に役を演じることで登場人物(この場合は5人の貴公子がごっちゃにならずに済みそう)を覚えやすい。
・自分ごととして考えられるきっかけになる
・自分の意見と他人の意見を知り、お互いの意見を述べることで刺激を受ける
・聴く練習、話す練習になる

こんなことが織り込まれているめちゃくちゃ楽しい授業でした。
そしてあっという間の1時間!

授業の最後に先生が
「物語のお姫様って良い人のイメージが多いかもしれないけど、こうやって違う視点をあえて持ってみるということで、見方が変わるから面白いよ」
とおっしゃってました。

このことは物語に限らず批判的思考を育むにはとても良いなと感じました。

私もこういう授業が中学校時代に受けられていたらなあ、、、と思いながら帰路につき、
「竹取物語 あらすじ かんたん」と検索するのでありました。

5人の貴公子、、、か、かわいそうではないですか・・・。

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