【今日聞いた話】(次男まとめによる)
・ドイツの教育の話
・疑問を持つことが大事
・三浦知良選手は15歳でボール一個持ってブラジルに行った
・W杯でドイツに行った時にポーランドの旗が燃やされていたのが印象的だったという話
【感想】
・自分で何かしないといけないんだなあと思った。
・世界には自分の知らないことがたくさんあることがわかった
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「多様な大人に会う」2日目は塾経営者の方です。
以前から仕事でご一緒させていただいたり、次男のことも、自分のことの様にとても共感してくれて、ありがたい存在。
会うなりめちゃくちゃフレンドリーに次男に接してくれ、すぐに心を開いていました。
「好きなことって何?」
「その中でそれぞれが占めてる割合はどんな感じ?」
どんどん次男の心を鷲掴みにします、笑。
ゲーム80パーセント、サッカー20パーセントだそうです。
*勉強はゼロ、笑。
「高校卒業っていう看板については、、、まあ、これからの時代、明らかにいらないでしょうねー」ときっぱり!
すでにそういう学歴重視の世界にいないんですね。その方は。めちゃくちゃ同感です!
勉強しないでもいい、楽をしていいよ、というのではなく、学歴云々というよりはその人の「面白さ」が勝負だよっていうことだったのだと思います。
それには、与えられた、「勉強」ではなく、主体的に学びたいと思ったものを見つけてそこで探究していき、手に入れた知識がその人の面白さを作っていくんだよ。ということを教えてくれていたと思います。
→まさにそこに疑問を持っていて勉強の意味がわからないという次男にものすごいわかりやすい解説だったようです。
また、
日本にいると、視野が狭くなるから一刻も早く、海外に行ったほうがいい、そしてそこで色々なものを見て、感じて、親に対する感謝の気持ちも気がついたほうがいい、とのことでした。
活字があまり好きでない次男にマンガ、
・ジャイアントキリング
・フットボールジェネレーション
また、読みやすい本として、
水野敬也さんの
「夢をかなえるゾウ」
を勧めてくれました。
サッカーの話をすごく掘り下げてくれ、(サッカーの話は目をキラキラさせながら聞いている次男)そこから、ゲームの話、マンガの話、世界情勢やら、ドイツにW杯に行った時の話などなど次男も本当に楽しそうに聞いていました。というか心を開いていたんですねー。この大人は安心していいんだってね。
ドイツは15歳になったら、その後の自分の進路を決めるシステムだそうですね。
勉学の方に進むか、職人の方に進むか。
もちろん日本を基準に考えたら「15歳で決めさせるなんて、、、」と思うのでしょうけど、ドイツにはそれを視野に入れて15歳までに自分の将来を自分で選ぶことができる様な教育をしているということなのでしょうかね。
日本の教育しか知らない多くの親御さんは、
・せめて高校にはいかないと。
・中卒だとろくな将来がない
などと自分の経験と、過去から今現在までの状況を見て(それしか知らないし、それ以上の思考をしようとしていないし、この状況がずっと続くと思っている)しか助言しないので、子どもはますます自分で考えることをしないでひたすら学校での暗記と詰め込み型の受験勉強をせざるを得ない状況なのではないかと思います。
もちろん私だって色々な教育を全部知っているわけではないんですが、自分なりに張っているアンテナから推測すると、やはり、今までの勉強の受け方でそのまま大人になるのは危険だよなあ。。。いや、日本自体が危ないよな、、、
と感じてしまいます。
私が感じた疑問や違和感を長男も次男も同じ様に疑問を持ち、違和感を感じたんだろうと思います。
そして、それを感じているのは決して私だけではなく、他の親御さんも薄々気がついていたり、すでにおかしいと思っているはずです。でもどうしたらよいかわからず、逆に余計に、いい学校に入れておかないと、と焦りのようなものを感じている方も多いなと他の親御さんと接していると感じます。
親は決して子どもを追い詰めようとしてるわけでもないんですよね。
子どもに幸せになってもらいたいと思っているだけなんですよね。
そのためには、、、というところなんでしょうけど、そのためには、、、の先がもう今までの考え方だとダメだなって私は思います。
まだまだ試行錯誤ですが、次男と一緒に前に進んでいけるといいなと思います。